更新日時 : 2020年12月10日

過払い金請求ができる会社や金融業者一覧

過払い金はすべての借り入れに発生するものではなくて、利息制限法の上限金利15％～20％を超えるグレーゾーン金利での借り入れに限って発生するものです。つまり、グレーゾーン金利で貸し付けしたことのあるクレジットカード会社や消費者金融業者は過払い金請求の対象になります。

そうは言っても、ご自身が過去に利用したことのある貸金業者から過払い金が発生しているかどうかを把握されていない方が多いかと思います。過払い金が発生している可能性が高いクレジットカード会社や消費者金融業者を一覧にしたので、ご自身が利用した貸金業者が過払い金の対象であるかどうかご確認ください。

過払い金請求できるクレジットカード会社

あ行

・アメリカンエキスプレス
・アプラス
・出光クレジットカード
・イオンカード
・エポスカード
・エムアイカード
・MUニコス
・オリックス
・オリコ

か行

・クレディセゾンカード
・KCカード

さ行

・JCBカード
・シティカード
・ジャックス
・セディナ
・セブンカード

た行

・高島屋クレジットカード
・ちばぎんJCBカード
・東急カード
・東武カード
・トヨタファイナンス

な行

・ニコスカード
・ニッセン
・ノーローン

は行

・ビューカード
・ぽっけっとカード

ま行

・三井住友VISAカード

や行

・UCS

ら行

・ライフカード
・楽天カード

※掲載しているカード会社がすべてではありません。その他、掲載されていないカード会社から借り入れされた場合、過払い金が発生している可能性があるので、過払い金請求に詳しい専門家にご相談ください。

過払い金請求できる消費者金融業者

あ行

・アイフル ・アコム ・エイワ

か行

・クレディア

さ行

・サンステージ

た行

・東日本信販

は行

・プランネル
・プロミス

ら行

・レイク
・ロプロ

※掲載している消費者金融がすべてではありません。その他、掲載されていない消費者金融から借り入れされた場合、過払い金が発生している可能性があるので、過払い金請求に詳しい専門家にご相談ください。

過払い金請求できない会社・金融業者

過払い金が発生していても、カード会社・金融業者によっては過払い金を回収できない場合があります。

SFコーポレーション

昔は三和ファイナンスという社名でしたが、2008年にSFコーポレーションへと社名変更しています。

SFコーポレーションは2011年8月に破産手続きを開始していて、過払い金請求を進めたいと思っても現状では回収が難しいです。

クラヴィス

クラヴィスは2012年の7月5日、破産手続きを大阪地方裁判所に申請しました。このため、クラヴィスに対して過払い金請求するのは難しいと言えます。

クロスシード

クロスシード株式会社は2013年12月26日をもって破産しています。当時過払い金対象になっていた方に向けて、「配当」と言う形式で2.15%程の金額の返還もありましたが、現在では終了しているので、過払い金請求で過払い金を取り戻すのは難しいと言えます。

武富士

武富士は2010年の9月28日付で東京都に会社更生手続きを申し立てています。これによって現在では過払い金請求はできません。当時は債権者として会社更生手続きに参加することによって、その権利を正式に認められた場合は、過払い金請求できましたが、この参加受付が2011年2月をもって終了しています。

ネットカード

オリエント信販株式会社は2017年の11月に破産手続開始決定を東京都より受けています。破産に伴い債権者に対して連絡を送っているとの事ですが、ネットカード株式会社に借り入れがあった場合過払い金返還請求で出来る可能性もあります。

過払い金の対象となる会社・金融業者で過払い金が発生しない場合もある

過払い金の対象となる会社・金融業者から借り入れしたことのあるすべての方が過払い金請求できるわけではないのでご注意ください。例えば、グレーゾーン金利で借り入れをしていなくて過払い金が発生しない場合、過払い金の時効が成立した場合は、過払い金請求できません。

くわしくは以下の記事より過払い金請求できないケースをご確認ください。