更新日時 : 2020年12月23日
リボルビング払いでも過払い金請求できるのか?
クレジットカードにはリボルビング払い(リボ払い)という返済方法があります。リボ払いは毎月の支払額を低く抑えることができるので、クレジットカード利用者の多くが使っている人気の支払方法です。
リボ払いを使っている方が多いので、リボ払いでも過払い金請求できるのか気になる方が多くなるのは当然のことでしょう。ここでは過払い金の対象になるリボ払いや、リボ払いの仕組みを解説するので、一度でもリボ払いをご利用されたことがある方は最後までご覧ください。
リボ払いの借り入れに過払い金は発生するの?
リボ払いの借り入れに過払い金が発生する場合があります。ただし、すべてのリボ払いの借り入れから過払い金が発生するわけではありません。
過払い金は貸金業者に支払い過ぎた利息のことで、利息制限法で定められている上限金利(15%~20%)を超える「グレーゾーン金利」で借り入れをした場合に過払い金が発生します。リボ払いの借り入れがグレ―ゾーン金利であった場合は過払い金が発生している可能性が高いです。
リボ払いの仕組みから、完済までの期間が長引くケースが非常に多いため、より多くの過払い金が発生する可能性が高いです。
過払い金の対象となるリボ払いとは?
クレジットカードのキャッシング利用のリボ払い
過払い金の対象となるリボ払いは、クレジットカードのキャッシング利用のリボ払いのみです。
クレジットカードのキャッシング利用では、貸金業者のお金の貸し借りに用いられる「貸金業法」という法律が適用されていて、利息制限法で定められている上限金利を超えるグレーゾーン金利で借り入れていた場合は過払い金が発生する可能性が高いです。
クレジットカードのショッピング利用のリボ払い
クレジットカードのショッピング利用のリボ払いは過払い金請求の対象外なのでご注意ください。
クレジットカードのショッピング利用は貸金業法ではなく割賦販売法という法律が適用されています。あくまで「立て替え金」の位置づけになるので、借り入れ金ではないクレジットカードのショッピング利用には過払い金は発生しません。
リボ払いは過払い金が多く発生している可能性が高い
借り入れの返済には、一括払い、分割払い、リボ払いの3つの方法が主な返済方法になっていますが、その中でもリボ払いの借り入れに過払い金が多く発生している可能性が高いです。その理由についてリボ払いの仕組みに沿って解説します。
リボ払いの仕組み
リボ払いとは、支払った件数や金額にかかわらず、毎月の支払額が一定になる支払い方法です。リボ払いは毎月の返済額を少額に設定されることが多いので、利用者の経済的な負担を抑えることができます。
リボ払いには大きく分けて「定額方式」「残高スライド方式」「定率方式」の3種類があります。それぞれどのような仕組みになっているのかご確認ください。
定額方式
定額方式とは、毎月あらかじめ設定した返済額を支払う方法です。定額方式には「元利定額方式」と「元金定額方式」の2種類があります。
元利定額方式
元利定額方式とは、元金と利息を含めた金額を一定にする方式です。毎月の返済額は一定であるため、利用残高が多くなると、返済額に占める利息の割合が多くなり、利用残高が少なくなると、返済額に占める元金の割合が多くなる仕組みとなっています。
元金定額方式
元金定額方式とは、元金のみが一定額で、そこに利息が上乗せされる方式です。利用残高が多くなると上乗せされる利息が多くなるので返済額が多くなり、利用残高が少なくなると上乗せされる利息が少なくなるので、返済額が少なくなります。
残高スライド方式
残高スライド方式とは、利用残高に応じて毎月の返済額が変わる方式です。例えば、「利用残高が10万円以下の場合の返済額は1万円」、「利用残高が10万円~20万円の場合の返済額は2万円」というように、利用残高によって毎月の返済額をスライドさせていきます。
定率方式
定率方式とは、利用残高に対して一定の割合をかけて支払っていく方式です。例えば、定率3.0%で利用残高が20万円の場合の返済額は、20万円×3.0%=6,000円で、利用残高が10万円の場合の返済額は10万円×3.0%=3,000円となるように、利用残高によって返済額が変わります。
リボ払いの仕組みでは返済期間が長くなる
リボ払いは、毎月の返済額が一定になる返済方法で、さらに、返済額を少額に設定できるので、経済的な負担を抑えることができますが、完済するまでの返済回数が増えてしまい、支払うべき利息も増えてしまいます。
また、リボ払いを追加利用すると、利用残高が増えるだけで返済額が変わらないので、返済期間はどんどん延びてしまい、返済を繰り返しているのにいつまでたっても完済できない状況になってしまいます。
もし、リボ払いを利用している方で、長期間返済を繰り返している場合は、これまでに多くの利息を支払っていることになるので、多額の過払い金が発生している可能性が高いです。とくに、リボ払いが原因で借金問題に困っている方は、いち早く過払い金請求をして借金問題を解決するべきです。
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