農協の借り入れは過払い金請求できますか?

農協の借り入れは過払い金請求できますか?

過去の借り入れに貸金業者に支払いすぎた利息(過払い金)があれば、貸金業者に請求をして取り戻すことができますが、その中でJAバンク(農協)からの借り入れに過払い金が発生しているか気になる方も多いのではないでしょうか。

JAバンクは農家に向けた借り入れから、一般の方に向けた借り入れなど、幅広いローン商品が取り揃えられていますが、これらの借り入れに過払い金が発生しているのかをくわしく解説していきます。

農協の借り入れの特徴は?

農業協同組合(=農協)であるJAでは、「JAバンク」と呼ばれる部門があって、貯金や融資などを取り扱っています。農協の審査基準は他社と比べて厳しい印象がありますが、ローン商品を担保や連帯保証人なしで受けられたり、低金利で借りられるメリットがあります。

また、他の金融機関よりもローン商品の種類が豊富で生活費から住宅の購入費まで様々な用途に利用できることから、農家ではない一般の方も多く利用されている特徴があります。以下、農協で取り扱っているローンをまとめたのでご覧ください。

農協で取り扱っているローン一覧

ローン商品
資金用途
限度額
金利
住宅ローン 住宅の購入、増改築など 10万円〜5,000万円 1.35%〜2.475%
リフォームローン 住居の増改築、改装、補修等 1,000万円以内 0.9%〜3.475%
マイカーローン 自動車、バイク購入、修理、車検費用等 1,000万円以内 1.70%~2.30%
教育ローン 入学金、授業料など 10万円〜1,000万円 2.10%
カードローン 原則自由 20万円〜300万円 7.10%~7.80%
フリーローン(多目的ローン) 生活費、買い物等 10万円〜500万円 8.30%〜10.70%
営農ローン 農業の経営に必要な資金 300万円 1.5%〜2.0%(変動有)

※店舗によって取り扱っているローン商品が異なります。

ご覧のとおり、農協には幅広いローン商品を取り扱っていて、審査の結果次第では数百万円~数千万円単位のローンを組むことができます。また、多額のローンを組んだとしても金利が低く、支払う利息は少なくなるので、返済の負担は軽くなります。

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農協の借り入れは過払い金請求できるの?

過払い金は利息制限法で定められている上限金利を超えるグレーゾーン金利での借り入れがある場合に発生するものです。利息制限法で定められている上限金利は年15%~年20%なので、それを超える金利の借り入れについては過払い金が発生します。

しかし、農協で取り扱っているローンの金利は年0.9%~年10.70%の範囲で設定されていて、利息制限法に則っている借り入れであることから、農協の借り入れは過払い金請求できません。

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農協の借り入れを返済できない場合は?

もしかすると、ローンを組む際は収入が安定していたから審査が通ったけど、病気で働けなくなったり、勤務先の倒産などでローンを返済できなくなる場合が訪れるかもしれません。支払ができそうにない状況だと分かった場合は、すぐに農協(JAバンク)に相談してください。

「会社が倒産していまい、今までのように支払ができなくなってしまった」などしっかりと事情を説明したうえで、返済期日の見直しを検討してもらいましょう。

支払期日よりも前であれば、農協も対応してくれる可能性があります。返済計画を見直してもらうことで、返済ができそうな場合は、返済計画の見直しで対応してください。

また、農協に相談して返済計画の見直しをしても返済できる目途が立たない場合や、返済が滞ってしまった場合は、いち早く借金問題に強い弁護士・司法書士に相談してください。ローンの返済状況から現在の収入状況などを総合的に判断して、借金を減らす債務整理という手続きを進める場合が多いです。

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